「正面に礼!」って、なんでやるの?
武道の稽古の最初にね、先生が 「正面に礼!」 って言いますよね?
そしたらみんな、ピシッと座って ペコッ! ってお辞儀するわけです。
でも、初心者の頃はこう思うわけ。
「え、誰もいない壁に向かって礼してる…?」
「オレ、今、道場の壁と心を通わせてる!?」
いやいや、違うんです(笑)。
これはですね、ちゃんとした 意味 があるんですよ!
① 神様にご挨拶!
武道の道場にはね、だいたい 神棚 ってのがあるの。
神棚っていうのは、武道を見守ってくれてる 神様のVIP席 みたいなもんかな。
で、「正面に礼!」ってのは、要するに 「神様、おはようございます!今日もよろしくお願いします!」 っていうご挨拶なの。
ただ、心の中では 「今日の組手、あの先輩が手加減してくれますように・・・!」 とか思ってる人もいるわけ(笑)。
いやいや、そういうお願いじゃなくて、ちゃんと 「稽古をがんばる心」 を整えるための礼なんですよね。
② 先輩・師匠・ご先祖様に感謝!
武道ってのは、誰かが「オレが考えたぜ!」って突然生まれたもんじゃなくて、
何百年もかけて、たくさんの人たちが作り上げたもの なの。
だから、「正面に礼!」ってのは、「今こうして武道を学べるのは、先輩たちのおかげです!」 っていう 感謝の気持ち なんだよね。
でも、たまにこんな人いるよね?
「創始者の写真に礼?…誰、このおじいちゃん?」
いやいや、その 「おじいちゃん」 がいなかったら、君の空手も道場もなかったんだからね!?
しっかり感謝して、ペコッと礼をしましょう!
③ 道場に「よろしくお願いします!」
道場ってのは、ただの建物じゃないの。
ここで自分が成長して、強くなって、仲間と学ぶ 大切な場所 なんだよね。
だから、「正面に礼!」ってのは、道場そのものに向かって、
「今日もよろしくお願いします!」
「オレ、ここでまた一つ成長します!」
っていう 決意表明 みたいなもんなの。
正面に礼をしながら、
「今日もケガなく無事に終わりますように!」
って、道場にお願いするのもありかなと思う。
④ 気持ちを切り替えるスイッチ!
道場に入るまでは、みんな 「学校!仕事!ゲーム!YouTube!」 っていろんなこと考えてるじゃない?
でもね、武道ってのは 「今、この瞬間に集中する!」 ってのが大事なの。
だから、「正面に礼!」ってのは、「よし!ここからは武道モードだ!」っていうスイッチを入れる時間なんだね。
でも、たまにいるよね?
「正面に礼!(ボーッ・・・)」
「正面に礼!(家に帰ったら何しようかな・・・)」
いやいや、気持ちが入ってないと、後で先生に 「おい、集中しろ!」 って怒られますからね(笑)。
【まとめ!】
😊 「正面に礼!」は、神様へのご挨拶!
😊 「正面に礼!」は、武道の先輩たちへの感謝!
😊 「正面に礼!」は、道場そのものを大事にする心!
😊 「正面に礼!」は、武道モードに切り替えるスイッチ!
礼っていうのは、ただのお辞儀じゃなくて、心を整える時間 なんだね。
次に道場で「正面に礼!」をするときは、
「オレは今、神様とご先祖様と道場に感謝して、心をピシッと整えてるんだ!」
って思ってみましょう!
そしたらね、不思議と 武道の稽古がもっと楽しくなりますから。
最初は 「壁に話しかけてるみたいで不思議」 って思うかもしれないけど、今日も 「正面に礼!」して、楽しく稽古しましょう!